海外大学留学マニュアル 日本の高校→海外大学進学
世界の大学ランキングは、大学選択の際の一部にもなります。ランキングが全てではないですが、それでもランキングは大学のさまざまな面を調べて表されてるので一応役には立つかと思います。
世界の大学ランキング
上海交通大学・世界ランク500
ワールドランキング。
U.S.News.com 『U.S. News』誌のランキング。
カナダMacleans誌 Macleans誌による大学ランキング。カナダ68大学の満足度評価は必見。
イギリスTimes誌による大学ランキング イギリスの大学トップ100ランキング。
Australian University.com Australian Education Networkによるオーストラリアの大学ランク。
なんでもランキング CA州のコミカレ在籍日本人は、1校で2000人?
アメリカ留学向けのアメリカのさまざまなランキングは必見。
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奨学金
独立行政法人 日本学生支援機構
高校在学中か、又は卒業2年以内の申込で審査される。貸与額は最高月10万円。利息付。
日米教育委員会
日米政府出資による教育プログラム。フルブライト奨学金。
海外進学センター
留学生向け奨学金を出す大学もあります
ICC
日本人が受けられる奨学金が多く載っています。
海外奨学金
財団の出す奨学金の情報があります。
編入
公的機関
日米教育委員会
編入について。
カナダ大使館
公的機関によるカナダ留学の利点、大学紹介など。
BC TransferGuide
カナダBC州のトランスファーに関する大学間規定を取り決めているWebsite。カレッジのクラスと4大のクラスのTransferrabilityを評価する。
BC Council on Admissions&Transfer
カナダBC州の編入生向けの公的サイト。
Times higher education
大学ランキング。英Times誌によるランキング。信頼度も高い。
世界大学ランキング
非公的サイト
なんでもランキング、 アメリカの大学・編入
編入についてや、SAT・TOEFLの情報など。
UCLAに行く方法
UCLAに編入するにはGPAでくら必要か。
留学ジャーナル
編入について、アメリカ、カナダなど図を使って説明されている。大学紹介もある。
4大編入準備(おはよう!最後の昭和-テキサス西部留学LIVE-)
Community College(名門大学同時受験)
UC Berkeley時代(Dr.Kのアメリカ留学記)
英語圏6カ国(カナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリス、アイルランド、ニュージーランド)の大学院について、はじめて留学する人が安心して質の高い教育を受けられるよう、110校を厳選して紹介。
↑編入できるカレッジもこのガイドブックから探せます。
海外大学進学
〜「海外大学進学」〜
「英語力(TOEFL)の壁」「大学選び」「国ごとの特徴&費用」
→ 「世界の大学ランキング」「大学のレベル」「奨学金」「編入」
「より確かな大学選択」
「SAT勉強法」
世界の大学ランキング
イギリス、カナダ、オーストラリア、N.Z.、アメリカの大学は、日本の大学のように、偏差値などでランク付けはされていません。
というか偏差値などない!
日本は全国均一に、その教育制度の元でカリキュラムが組まれているが、アメリカやカナダは州ごとに教育システムがことなり、義務教育の年数もことなるところもあるくらいなのです。
参考までに、以下の大学ランキングなどがあります。
(上海交通大学・世界ランク500)
(U.S.News.com)
(カナダMacleans誌)
(イギリスTimes誌)
(Australian
University.com
)
参照:世界大学ランキング
有名誌による大学のランク付けがされています。これは単に学生の優秀度(日本でいえばもっぱら偏差値の高い学生かな?!)だけではなく、いろいろな基準があるようです。
図書館の設備
奨学金の賞与実績(有名大学は惜しむことなくscholarshipを優秀な学生、経済的に困難な学生に出す。Need-Basedなど。)
研究費の大きさ・研究設備
卒業率
ただ、評価方法や観点が異なるので、必ずしも大学を正確に反映したものでないことに注意して下さい。
大学のレベル
大学間のレベル
大学にも高い低いのレベルの差が存在します。
アメリカのアイビーリーグ(Ivy)は私立でレベルめちゃくちゃ高い。
イギリスのオックスブリッジ、オックスフォード大学やケンブリッジ大学も世界最高峰だ。
しかし、全ての人がこのような大学に留学しようと思ってるわけではなく、人によっての目標やステージがあり当然です。だから、高いレベルの大学=良いとも限らないと思います。大学のレベル=幸せとならないのも、大学とその人の人生の幸せ度が必ずしも一致しないのもこの世界の実態です。
千差万別、多種多様な人のそれぞれの目的や未来像があるわけで、大学レベルの一つの指標として見てみてはいかがでしょうか。
1.研究型(Research)(≒総合大学=comprehensive
universities)の大学か、一般教養系か(Liberal
Arts)
大
学には、国にもよりますが、研究中心型の大規模大学から、普通の学部はとりあえずあるというようなこじんまりとしたフレンドリーな大学まであり、それぞれで雰囲気なども違ってくるでしょう。リサーチ中心の大学や大規模大学はやはり授業の定員も必然的に大きくなり(60人〜)、教授との接点や親近感、距離も遠くなりがちのようです。
一方、カレッジや小規模大学は母体の生徒数も少なく、1つの授業での定員数も少なく(〜15人など)、何でも教授に質問できるような感じでしょう。右も左もわからず、しかも英語力にも自信がないという人には、フレンドリーでアットホームを売りにする小さめの大学やカレッジから始めるのも良さそうです。教授たちも留学生への理解があり(留学生向けのオリエンテーション、スポーツイベントによる交流の機会を提供)、色々分からない事があっても丁寧に答えてくれる余裕もあります。
また、小規模大学の場合は、それだけ学生への面倒見が良い傾向があると思います。
カナダの大学をランク付けしているMacleans誌
のアンケートによると、卒業生の大学満足度評価では、決して大きな大学ではなく、2000〜3000人ほどのこじんまりとしたセイント・トーマス大学(St.Thomas
University)が、カナダではトップに数えられる研究のトロント大学(University of
Tront)、ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)などを引き離して卒業生から高評価を得ています。もちろん、大学の授業のレベルやその授業の研究色の強さや学部にもよるので、一概に断言はできませんが、総体的には、満足度の点で、我々留学生にとって小規模大学は挑戦しやすくもあり、なんとなく安心できるものなのかもしれません。授業の難易度も割りと易しめからスタートするので馴染むにも丁度いいでしょう。
もちろん、カレッジの場合はいずれ編入をするわけですが。
アメリカには優れたリベラルアーツカレッジがあります。ただ大抵私立で、年間学費500万以上という驚愕の高さですが。自分みたいな学費自分で稼いで大学へ行こう♪なんて者には10年かかっても足らないボッタクリのレベルですが。アメリカの私立は教育レベルは高いんだろうけど、費用の高さがたまりません。
2.
特にアメリカの大学の場合、都会なのか田舎か
よくアメリカの大学で都会か田舎ではだいぶ違うということを聞きます。
自分自身もわかりませんが、アメリカの大学だと、アメリカは広大な国なので、立地によってその大学が決まるといっても過言ではなさそうです
。都会ならば例えば東海岸なら比較的授業料高めの、大規模の大学が多そうです。でも、田舎の方の大学になると、雰囲気がとてもアットホーム、馴染みやすいということもあります。田舎の大学だと、西海岸のカリフォルニアなどとは違うので、観光地があるわけでもなく、また大学から近くてショッピングする場所なんて1箇所くらいだから遊ぶには何もなさすぎて退屈なのだそうです。でも、勉強しなくてはいけない留学生にとっては、勉強に集中できるため、留学生僕達にとっては気にするほどではなさそうです。あとは好みでしょう。都会だとそれなりに目に移るものもそれなりに多くなってしまい、落ち着かなくなり、さらには日本人が周りにうじゃうじゃいて、流されて本来の目的を見失ったら・・・大変ですね。まぁ、田舎のほうの大学を選ぶ人はそれなりに勉強に集中しようとする人なのではないでしょうか。もちろん都会の大学が悪いと言ってるわけではありません。
◎アメリカ・ユタ州のモルモン教の話、アメリカの田舎は車社会・交通の面でも大学選びすべし。
3.海外の大学は偏差値でレベルが決まらない
まず大学探しをする時に思う事。
「海外の大学のレベルってどう見極めるの??」
確かにその一つの指標として大学ランキングがありますが、それだけで全てはわかりません。
日本の大学の場合は、いわゆる模試などで使われる偏差値を基準にレベルの高さを決めます。
海外ではそんな風にしては決めません。イギリス、オーストラリア、N.Z.の大学は総じて大学間のレベルの差はないといいます。それは国が大学を管理ししているためだからです。だから、だいたいどこの大学でも一定の教育の水準が保たれています。もちろんオックスフォード大学などは例外でしょう。
ある程度の参考要因
◎アメリカの場合、産業が大学の分野の強さを決める。(宇宙科学、法律、政治、ハイテクなど)
◎卒業率の高さ。レベルが高ければ高いほど、難しくなるが、堕落する割合も少ない傾向。
◎蔵書数。
◎ノーベル賞授賞者数。(アメリカは世界一)
◎奨学金の給付実績(北米は特に顕著)
例えば、
アメリカの大学は数も3000〜4000あると言われており、レベルもピンきり。留学生の場合、TOEFL-PBTで500以上からが標準でしょう。カレッジはもっと低くても始められますが、その分ESL期間が長くなります。
カナダの大学は総じてどこもレベルが高く、入学条件はアメリカ難関大学に匹敵し、日本人にとって難関です。やはり問題は求められる英語レベル
の高さでしょう。カレッジ入学にTOEFL-PBT550,iBT80は要求されます。もちろんカレッジの前に条件付でESLから始めることができます。
基本的に海外の大学は、学ぶ意志ある者に広く門戸を開きます。ですが、州立大学は税金などを使って経営しているので、ちゃんと勉強しない者にお金をかける価値はないと考え、GPA(Grade
Point
Average)(≒通知表、4段階・ABCD)でC以下を何度か取るとすぐに退学処分にするそうです。授業料をこちらが払っているとはいえ、4年間もの時間とお金を考えればお互いにとって大きな浪費になりますから。
そして、海外の大学の場合は、学生が必死に高いGPAを取ろうと頑張るというのが普通なようです。就職の際はGPAでどれだけ学生の時に頑張ったかが評価されます。大学に行く意図もプロフェッショナルを育てるというより実践的な教育にこだわってるといえるかもせれません。()
その点、日本のように入学したら一段落とは違うようです。
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奨学金
・奨学金には給付型と貸与型があります
・大学から留学生が奨学金をもらえる可能性は低いです
・留学する前に、日本の財団などに奨学金を申請する方法もあります
(今回の参照ページ:日米教育委員会、海外進学センター、海外奨学金、日本学生支援機構)
(1)奨学金には給付型と貸与型があります
当然ながら、給付型は返還不要で、貸与型は学生ローンのようになります。
奨学金をもらって留学をすれば、経済的な面で援助を受けられるのでより留学しやすくなると思います。実際、自分も奨学金なしには留学は不可能になると思います。まず給付型は財団や大学から直接もらえる奨学金で、1年間100万円とか、月15万円など、それぞれで決まっているようです。財団の奨学金は、留学前年度くらいまでに申請をして、書類審査・面接などで合否が決まるものが多いです。例えば平和中島財団もその一つです。他にも、高校生のリベラルアーツカレッジへの留学なら、グルーバンクロフト奨学金があります。他にも、フルブライト奨学金という、研究者向けの、日米両国に利益をもたらす研究をする人に賞与されるとても名誉ある奨学金もあります。この奨学金は、このScholarshipをもらっている、というそれだけで大学も学生を取りたくなるというとてもスゴイものです。以前ニュースで、アフリカのどこかの国のフルブライターがアメリカへの出国を拒否され、学問の自由が政治的問題とぶつかって問題になってました。大学のだす留学生への奨学金は限られているというのが現状だと思います。基本州立大学は留学生には奨学金は出しません。ですが、それでも出す大学もあります。カレッジはまず出さないと思った方がいいでしょうし。留学生にも奨学金を出すものは、出願時に経済的状況を考慮しない、Need-Blindや必要に応じて出す、Need-Basedなどがあります。有名私立になればなるほど、留学生にもばんばんだしますね(笑)。カナダの大学で自分が知ってるのは、UofAlbertaやSFU、McGillとかは留学生にも奨学金を出します。UBCも出しますが、成績優秀な学生対象なので競争率は非常に高いと思いますし、大体もらえるのは3,9/4,0くらいじゃないでしょうか。奨学金でもInternational
ScholarshipとかEntrance
Scholarshipとなれば、留学生で別枠なので機会も大きくなるかも。貸与型なら日本学生支援機構と旧国民生活金融。前者だと、海外留学生向けに、月最高15万円で4年間もらえますが、もちろん審査もあるので、高校のGPAで3,0/5,0以上はキープする必要があります。あと海外大学向け奨学金だと、国内第一種は無利子なんですが、第二種海外奨学金になるので有利子(3%位)になります。後者は年収1200万円以下(?)くらいだと最高200万円まで留学用資金として貸与可能になってますので、留学したい学生はこれで700万くらいは資金ゲットになりますね!(笑)
(2)大学から留学生が奨学金をもらえる可能性は低いです
基本的に州立大学は州の税金を使っているので留学生には優しくないんです(笑
一般的にですが、奨学金がもらえる確立から言うと、私立>州立、田舎>都会、4大>カレッジになってると思います。州立は州民の税金を利用して大学を運営する部分があるので、部外者的な(?)留学生にはあまり奨学金を出してくれないようです。私立は学費はかなり高くて、Ivyだと300万とか必要ですし、私立のリベラルアーツカレッジになると、少数の学生で教授の丁寧で高い質の指導が売りになるので学費が500万になることもあります・・・。でもそこで奨学金が登場というわけです!もともと高い学費に奨学金とつけるので、結局高いのは変わりませんが、それでもあった方がましというか。。都会より田舎の大学の方が奨学金がもらいやすい、ということもよく聞きます。ただ、地方の大学となると、大学のレベルもしっかりチェックするべきですが。最近では、大学の学費の値上げが頻繁になってきています。州内の学生とInternational
StudentsのTuition
Feeの差は5倍もあります。普通に州に住むその国の国籍がある生徒なら、学費だけなら年間50万でもおさまるくらいかなり安いのに、留学生には150万、200万円というかなり高額な費用になってしまいます。ここが留学生泣かせなとこです・・・。だから、海外の学生は、自分で学費を働いて出すといのは、一見すごいことなんですが(実際えらいが)学費はそこまで高くないから余裕なんじゃない??と自分は思います。International Studentの学費を全部自分で賄うのとDomestic
Studentと4倍、5倍も違ってくるし、住居費も留学生は払わないといけないから、総額1000万となるとそこまで働いて学んでる現地の人もそうすごくはないハズ・・・(多分w)
(3)留学する前に、日本の財団などに奨学金を申請する方法もあります
財団の奨学金の締め切りは、留学前年度の5月のところもあれば10月のところもあり以外に早いので、申請して損はないので全部応募するくらいの勢いでやった方がいい。
海外留学奨学金についてはリンクを貼っておきます。
奨学金一覧、大学留学・大学院留学向け奨学金、留学生向け奨学金
参照したサイト: 日米教育委員会、海外進学センター、ICC、海外奨学金、日本学生支援機構
UBCの留学生奨学金:
President's Entrance Scholarship
・・・条件以上のGPA獲得者全員。GPA90%でCA$3,000、95%で$5,000
International Leader of Tomorrow Award
・・・ you must
demonstrate an exceptional level of scholastic achievement, extracurricular
achievement, and leadership ability. Finally, you must also demonstrate that you
would not be able to attend UBC without receiving the award.Students must be attending the institution that nominates them at
the time of their nomination.
ということで、学校から一人だけ推薦でき、GPA、課外活動、リーダーシップのポテンシャルがあり、奨学金なしに進学困難な、現在高校に通ってる学生なら応募可能です。上とiBT86点(全セクション20点以上)クリアしているなら狙えます!CA$14,000-$34,000
SFUの留学生奨学金:
Academic Excellence Scholarship ・・・条件以上のGPA獲得者全員。GPA90%でCA$3,500、95%で$5,000
UBC Scienceの年間費用 Toronto Arts&Scienceの年間費用(3倍)
お金の使い方
そもそも、留学ってお金がかかると思う人が多そうですけど、場合によってはそんなに高いものではないと思います。年間で学費も滞在費も保険も何もかも全部合わせて平均200万円以上という解釈がなされています。もちろん、アメリカの私立大学に行ったら、年間学費だけでも300万円以上はします。一般的に、州立大学や国立大学(イギリス、オーストラリア、カナダ)でも200万円の学費はかかってしまうでしょう。
しかし、これはた平均値であって、もっと安く留学することは可能です。それが編入だったり奨学金、大学選びです
。アメリカの大学を見れば、ランキング・レベルが中くらいの大学でも学費250万円以上平気で要求してきます。特別な特徴やメリットがなければ、とんでもないですよっw。(←貧乏な個人的見解です)
カナダで200万円あったらTront、UBC(Top40)、SFU(Computer
Science、Business等が強い)などのトップレベル大学に行けちゃうかもという金額です。1つの大学だけを調べずに、視野を広げて客観的で正しい決断をしたいものです。
エージェントに頼るのも、その分無駄に留学資金を用意しないといけなくなるかもしれません。
ここでいうエージェントは、中途半端にTOEFL対策の予備校に行くこととかですかね。
働きながら留学準備をする方には、時間があまりないので代行してもらったり、TOEFL・SAT・GREやエッセイをやってくれるのは強い味方かもしれません。
参照:
アゴスジャパン
奨学金には給付型と返還型がありますが、狙うは給付のほうでしょう。留学生でも努力すれば奨学金をもらえないことはないのです。奨学金は、日本の国内で高校の頃かまたは高卒2年以内に申請する日本学生支援構の奨学金(実質Student
Loanで返済義務あり)があります。大学が支給するscholarship(給付型)もあります。この場合は、成績優秀者対象であったり国内の学生のみで、留学生は対象外とするなどの大学によって変わってきます。
Entrance Scholarshipを留学生も対象にしている大学もあります。カナダのSFUはそうです。都市の大規模大学でなく地方の大学に行く場合は、奨学金をもらえるチャンスは大きくなるようです。大学選びの終盤になったら、このような要素を頭の片隅において考えるのも良いと思います。大学選びが3〜4校になって、大学からパンフレットを取り寄せて比較する時に決め手要因になるかもしれません。入試でNeed-Blindとあれば、入試で学生の経済面を考慮しない入試で、Need-Basedだと経済的に困難な学生の家族の収入にあわせた奨学金がもらえ、一部学費が免除されます。ただ、こういう奨学金を出すのはハーバードとか優れた学生を集め資金も潤沢なトップレベルの大学になります。一応ハーバードでは年収○○○万円以下の学生には全額学費免除 というのがあります。
参照:ハーバード大学の学部に合格された北川さんのブログ
(2008/11/8更新)
編入
・英語力に自信がない、あるいは、入学基準のTOEFL・IELTSスコアを満たしてない
・費用を抑えて、有名な4年制大学に行きたい
・ただ、編入を全面的に肯定することもできない
・どんなカレッジがあるのかよくわからない
(今回の参照ページ:BCTransferGuide、なんでもランキング、UCLAに行く方法、日米教育委員会、留学ジャーナル、Times higher education、おはよう!最後の昭和-テキサス西部留学LIVE-、名門大学同時受験、Dr.Kのアメリカ留学記)
(1)英語力に自信がない、あるいは、入学基準のTOEFL・IELTSスコアを満たしてない
カレッジは基本的に4年制大学よりも英語の合格基準が低いと言えます。
アメリカなら・・・PBT500/iBT60〜。カナダなら・・・PBT550/iBT80〜が要求されてるのが一般的です。
編入は、大学4年間の最初の2年をカレッジで学んで、取った単位のGPAによって編入先の4年制大学への合否が決まるものです。なので、なぜ同じこと(カリキュラム等)を学ぶのに、大学によって英語の入学基準が違ったり、学費が違うのか疑問に思うかもしれませんが、要は、
@iBTで60点でカレッジに入学して2年分の一般教養をカレッジで学んでトランスファーするも、
AiBTで80点以上取って直接4大に入学してそこで2年間一般教養を学ぶ
も同じですが、英語が苦手な方にとっては、同じ内容を学ぶにもカレッジの方が教授のサポートが身近に手に入ったり、面倒見がいいので、ちょっと授業でわからなかったり、授業中英語がわからなくて理解が着いていけないときでも、それなりにクラスも小さく教授の目もそれだけ行き届きやすくなるので、より密接にコンタクトを取りながら勉強を進めていけることになるのではないでしょうか。
参照:留学ジャーナル、留学ベストガイド、日米教育委員会、カナダ大使館
(2)費用を抑えて、有名な4年制大学に行きたい
カレッジの学費は4大に比べ安くなります。
アメリカ・・・学費安く滞在費高い。UCB,UCLA,UCSDなど。カナダ・・・学費高いが滞在費比較的安い。UBC,SFU,UVicなど。
カレッジの費用は4年制大学の学費に比べて安価なものになります。ここが、カレッジから編入する際のメリットとしてあげられることになるでしょう。基本的に、学費だけで考えると、海外の学校は普通FallとWinterの2つのSemesterがあり、8ヶ月間学ぶ訳ですが、この8ヶ月間の学費だけ考えると、カレッジで80万程でおさまる学校もあります。これは4年制大学の場合、それが1,2年の一般教養であっても150万以上はするでしょうし、UBCだとほぼ200万円、UCLAなどのアメリカの有名大学だとそれ以上になります。学費だけを考えたら、カナダのカレッジの場合、80万円〜150万円くらいで、アメリカの場合だともっと安いとこもあるようです。これに生活費を加えると、アメリカのカリフォルニア州の場合は高くなる傾向があるので、学費とあわせて200万円くらいと大雑把にいえるでしょう。カナダは逆に、アメリカより学費は高いが生活費は安い傾向です。切り詰めようと思ったら、生活費・食費や教科書をusedを安く買って使ったりして節約できるので、それなりに安くなるのではないでしょうか。
GPAはUCBなら3,8/4,0くらいをキープ。留学生はカリフォルニアのアメリカ人より不利になるので0,2プラスで高くとらないといけないらしい(参照:UCLAに行く方法)。アメリカのカリフォルニア州だと、世界から色んな学生が集まってきます。大学に人種の構成比はアジア:白人=4:6ほどです。なので、UCB、UCLAといってもかなりの数のアジア人、特に中国人が多くなります。カナダのUBCの場合、GPAはミニマムで3,0/4,0くらい。カナダの編入制度の整っているバンクーバーもアジア人はかなりの数います。UBCのアジア人比率、中国人の数は多いようです。編入する際のカレッジで取った単位のGPAは、4大のHPのAdmissionsでミニマム条件などが書かれているので、チェックしてください。カナダの場合、BCTransferGuideというサイトで、カレッジの授業が4大の1,2年のどの授業に相当するか定められてるので重要です。
参照:先輩たちの体験談、Times higher
education
、世界大学ランキング
編入留学の前に必読となった自分にとって大切なサイト:
UCB体験記、UCLA体験記、UBC体験記、LACに進学した留学の軌跡、わっしーの野球、留学、ド根性
この5つのブログ・体験記はとても参考になりました。この5つのブログを読破した時、ようやく自分は編入のスタートラインに立てた気がします・・・。
(3)ただ、編入を全面的に肯定することもできない
カレッジが全て良いとも短絡的には言えません。留学しにアメリカには来たものの、何にもせずに流される学生もいます。
まず、カレッジで結果を出せずに(ここではGPA)、結局は編入先の大学のレベルを落とすことにもなり得ます。準備とそれなりの決意も大事!ww。UCバークレーやUCLAに行きたい!と思いアメリカにやってきた学生がカレッジにはひしめき合っているので、自分もそういう恐さがあると思います。アジアンもいるでしょうし、テキトーな日本人もいるでしょうし、実際、カレッジからUCBへの留学生の合格率はカレッジの全体の数からいうと18%ほどで、UCLAでも35%ほどだそうです。それなら、「最初から4年制大学に絶対入る!」つもりで、TOEFL・SAT、願書を出した方がいいかと思います。結局有名大学に行きたいのなら、最初からそのくらいの意思でやらないとダメってことなんではないでしょうか。
さらに、学費に関してですが、もし優秀な学生であれば、4年制大学に入学した時から奨学金をいただけるチャンスもあるかもしれません。その場合、大学から50万とか100万単位でもらえるのなら、経済的には奨学金のチャンスがあるという点で必ずしもカレッジがいいかはわかりません。ですが、それほどの額を出す大学もレベルが高く資金潤沢な私立が多いでしょうが・・・(泣)。基本州立はあまり奨学金を留学生に出しません。
参照:UCLAの編入の難しさ、UCBのアジア人比率、UCLAのアジア人比率、アジアンに埋もれる
(4)どんなカレッジがあるのかよくわからない
いろんなサイトで学校紹介されてますが、公的に紹介されたサイトは見つけづらい。
学校を知るにも、ネットで知っている学校を検索してみたりできますが、その知ってるカレッジ・大学ですら不完全な情報元から得たものなら包括的な学校選びは難しくなると思います。一部の留学ガイドやエージェントのサイトには学校紹介として載っていますが、あくまで留学エージェントというフィルターにかけられた後での紹介なので一部で情報に偏りがあったり紹介されていない学校もあります。なので、限られた情報しか持ってない状況ではなおさら気をつける必要があるかと思います。一応、公的機関により編入に関して規定しているサイトをカナダだけですが紹介します。BCCATはカナダ・British
Columbia州の公的機関が運営するWebsiteで、編入できるカレッジが紹介されていたり、編入のAdmissionsについてアドバイスが載っているので重要なサイトになると思います。又、それぞれのカレッジのどのコースがどれほど4大で認められるか(Transferrability)について全ての規定が定められているサイトがBCTransferGuideです(カリフォルニアの場合はASSIST)。UBCなどの大学サイトに行けば、編入の際の取ったクラスの単位については必ずこのサイトでTransferrabilityを確認するよう書かれてます。
日本人の視点からみておススメできるカレッジや4大については、留学エージェントなどで学校紹介がされています。自分が知っている中で最も紹介範囲が広く、そして情報の偏りなく紹介しているサイトは留学ジャーナルだと思います。カレッジからIvyやハーバード大学まで大学の学生数やTOEFLの入学基準まで載っていて、かなりまとまった数の大学が各国(アメリカ、カナダ、イギリス、豪・・・)紹介されています。重複する大学もありながらちょっと絞られているのが海外進学センター著のはじめての大学留学という留学ガイドブックです。大学数が3000以上もあるアメリカ以外はこの本にも留学ジャーナルと同じくらい各国の大学が載っていて、自分は高3の春くらいの留学を考え始めた頃から使ってます。
参照:BCCAT、BCTransferGuide、ASSIST、留学ジャーナル、はじめての大学留学
最後に、自分が最近大学選びで迷ってて考えてたことなんですが(←すみませんっ)、もし大学院まで考えるならば、学部のGPAを出来る限り高く保っておく必要があると思うんですが、その際にカレッジからの方がGPAは高く取りやすいんじゃないかと思ったんです。カレッジと4大の違いは、やることは一般教養で同じなんですが、一般教養だからこそ、4大の授業はでっかいホールでやるようなヤツで、1クラス400人とか珍しくないそうです。まぁ、基本的知識とかそういうのをやるやつだからそれもしょうがないか・・・。基本的に、学年があがるにつれて専門性も増していき、クラスも少数になっていくようです。だから、求められる能力でいうと、最初の2年間はとにかくリーディングとライティングが大事!で教科書の予習も大事!スピーキングとかプレゼンは専門が決まってから小グループでやるのだそうです(留学生の体験談より)。だから一般教養をやる最初の2年間はかなりでかいクラスで基本的な知識を得る授業と思ってもいいのかな?(←おい)そうだとすると、まぁカレッジでもいいか、というカレッジのほうが安心なのかもしれない。あと文系科目、英語とかは少数クラスが多くて、プレゼンとかは1,2年のときでもするそうです。要は数学とか経済学とかその辺は大規模なクラスでやるんでしょうか。
参照:UC Berkeley時代
編入関連
制度の整った都市:US:California Canada:British
Columbia(Vancouverがある)
必要なGPA:UCB/留学生3.8/4,0 UCLA/3.6/4,0以上
合格率:UCB/おおよそ18%くらい UCLA/35%くらい
盛んな都市・大学のAsianの比率:UCB4割、UCLA4割
メリット:学費、GPA取りやすい(←??GPABooster?)、入学基準、なじみやすさ、教授、友達、小規模
デメリット:例えばサンタモニカカレッジ。日本人めっさ多いってICCのカウンセラー言ってました。学生3万人規模です。カナダのランガラカレッジも学生1万人規模。いずれも、Asianの中で埋もれますよ!・・・(何w?
学校検索:アメリカのCollege検索、カナダのCollege、カナダBC州の学校(公的機関のサイトより)
UBCの留学生奨学金:
President's
Entrance
Scholarship・・・条件以上のGPA獲得者全員。カレッジからの編入生も可。
SFUの留学生奨学金:
Ken Caple
Scholarship ・・・条件以上のGPA獲得者全員。GPA3,7以上でCA$3,500。
今回参照したサイト: 日米教育委員会、Times higher education、カナダ大使館、BCCAT、BCTransferGuide、ASSIST
4大編入準備(おはよう!最後の昭和-テキサス西部留学LIVE-)、 Community College(名門大学同時受験)、 UC Berkeley時代(Dr.Kのアメリカ留学記)、なんでもランキング、UCLAに行く方法、留学ジャーナル
英語の授業は難しい、大卒の意義、GPAをあげろ、GPABoosterテク1、テク2、大学がデカイ、1,2年次の授業
編入の難易度
大学間での編入を行なえば、最初に通っていたコミュニティー・カレッジから学費を安くして、しかも着実に有名大学へ一気に駆け上がれる可能性があります。Collegeの授業は基礎的でUniversityよりも簡単なので、GPA4点満点で3,5以上とか必要になってくるでしょう。教育システムが柔軟なため、日本ではあまりない編入というシステムで、大学間を移ることができます。何回も編入できるものでもありません。一般的に、大学2年生の時の学校(CollegeやUniversity)から、4年制大学へ取得した単位を移行することで、編入先の大学では大学3年生として転入します。前の学校でとった授業の単位を受け入れ側の大学が認めてくれるかが問題です。
北米の大学では、入学時に学部決定をしなくてもよいことがあります。最初の2年間はいろいろな分野を広く学ぶリベラル・アーツ(一般教養)をやり、その後に学部、専攻を決めます。ですから、最初の大学の2年間でやる内容を、早い話、同じ授業をほかの学校でやって、その単位を大学側に認めてもらって入るのが編入なのです。だとしたら、じゃあ、その単位を受け入れ大学がどこまで認めてくれるかが問題です。このカレッジの、この科目のこのレベルの授業は、ここの大学のこの授業として認めますよというカンジ。
どの学校のどの授業が認められるかは、個々の大学で違い、詳しく調べてみないとわからないので、編入制度を使用しているカレッジのHPなどから調べてみてください。 また、全ての学校が同じような編入制度をやってるわけではないので、必ず自分で責任をもって正しい情報を得てください。
参照:アジアンに埋もれる
編入についてのオトクな情報(カナダ編)
◎カナダでは西海岸のブリティッシュ・コロンビア州が編入制度が州のシステムとして整っています。州内ならどこにも編入できます。アメリカはカリフォルニア州。
◎ブリティッシュ・コロンビア州では、より柔軟な教育システム
をということで、各カレッジなどの授業(普通コードが付けられる)が4年制大学ではどれに相当するかHPでわかるようになっている。()効率的に単位を移行するため、アカデミック・アドバイザーがカレッジに常駐し、編入後の学部などから逆算して取るべき授業を教えてくれる。アメリカもアドバイザー常駐。
◎トランスファー(移行)可能な単位は最高で60単位までと決まっている。ちなみに1つの授業で3単位。1セメスターで普通で15単位取得。年間で30単位、つまり最高2年分。アメリカは留学生のビザの規定で学期5科目とらないといけない。(確かそのような気がする)
◎編入によって比較的簡単に有名大学にも入れる。ブリティッシュ・コロンビア州の有名大学では、
The University Of British
Columbia(UBC) 世界ランクでは最近常に世界トップ40に入る大型研究大学。理系やアジア研究強い。
Simon Fraser
University(SFU) UBCと並んでBC州では有名大学。Computer ScienceやBusinessが強い。
University of Victoria(UVic) Macleans誌
によるカナダの大学ランクで'07度1位。レベルはUBC、SFUに劣るよう。
カリフォルニア州ではあの有名なUniversity Of California Berkeley(UCB)、Los
Angels(UCLA)、San Diego(UCSD)があります。ちなみにStanford、University Of Sourthern
California(USC)は私立です。
◎UBCなどの有名大学に通うカナダ人の1/3が編入制度を利用(BCTransferGuideより)
◎BC州外の大学に編入できるところもあるらしい。
◎おそらくカレッジでESL(English
as a Second
Language)から始める人も沢山いるでしょうが、その頃からの世界中の友達と、英語という同じ悩みを持つ人として、その後も仲良くなれるそうです。
◎留学して海外の授業のやり方や勉強の仕方に慣れるには最適です。(Small Pond,Big
Fishになりましょう)
◎カナダはレベルが高いぶん学費は安く、日本人はCAに比べに少ない。アメリカCA州は1校で2000人も?!
◎年間150万円はかからないところもある。高いと200万くらい年間学費生活費込みでかかる。(最近CA$はUS$よりも高い・・・)
日本学生支援機構の留学生用奨学金(月最高12万)と、国民生活金融(最大200万)合わせれば、700万は留学資金繰りできる。
編入にはカレッジの授業でのGPA(Grade Point
Average)の評価が関わってきます。
(2008/11/11更新)
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